絶対に本番で成功させるために その4イメージトレーニング
2017年11月16日
本番を絶対に成功させるためのシリーズ、最終盤です。
最終段階!簡単なようで、結構重要なこと。それがイメージトレーニングです。
まだ読んでいない方はこちらもどうぞ。
絶対に本番で成功させるために その1
絶対に本番で成功させるために その2 心構え
絶対に本番で成功させるために その3 練習するときのコツ(発表ジャンル別)
イメージトレーニングの重要性
ピアノを教えていると、イメージトレーニングが、いかに大切かということを知らない人がすごく多いと思います。
私は小さい頃から、自分の演奏の直前になると心臓が口から飛び出るんじゃないかと思うくらい緊張して、
「どうしてこんなに緊張して、ドキドキして落ち着かなくて、なのに演奏しようと思ってしまうんだろう」
といつも思っていました。
発表会やコンクールに出たことがない人が、この緊張を味合わなくていいなんて、うらやましいような、もったいないような、そんな複雑な気持ちでした。
今でこそ、ペップトークなど「言葉の力」、「思い描いたことが現実に引き寄せられる」などの考え方が普及してきていると思いますが、当時はどう気持ちを持っていけば良いのかわからないままで、直前まで不安で不安で仕方なかったです。手に人人人、と3回書いて食べると緊張しないとかね、そういうおまじないくらいしかなかったですからねw
ペップトークにご興味ある方は色々本もでていますので、こちらもどうぞ。これは、お子さまを勇気づけるために保護者の方が読むのもおすすめです。
本気でイメージしてこそ意味がある
イメージトレーニングは、なんとなーくイメージするだけではあまり意味がないです。
本番のときの自分になりきって、そのときの周りの空気はどんな感じなのか、聞いている人や共演者はどういう感じなのか、それをイメージして、しっかりその場の自分になりきること。
そして、できる!と思って弾ききること。
これを、1日に1回か2回でいいので、やってみることです。
真剣にイメージすると、いつもより緊張して、自分が見えなかった弱点が見えてきて、いつもより弾けなくなるかもしれません。そうしたら、それはいいこと。そこを補えば、もっと力強く弾けるようになるからです。
これを何度か繰り返して、弾けるようになってくると、本当に本番のときに、「あのときのようにやれば、弾ける」と自分の思いが確信になってきます。
そうしたら、もう大丈夫。本番はぜひ緊張感を楽しんで、弾いてみてくださいね。
できると信じること
最初も書きましたが、最後の最後に、もう本当に直前になったらね、絶対やったほうがいいことは、「これだけやったから、絶対うまく弾ける!」と励ますことです。
たまに
「弾けないかもしれない、と思っておいて弾けたら、いいから、絶対弾けると思わないようにしよう…」
と保険をかけるような思いになっている人がいますが…。
それは弾けない未来を引き寄せてしまうので、ぜひ弾けると思うようにしてくださいね!
練習した成果は絶対現れますよ。信じてやってみましょう!
絶対に本番で成功させるために その3 練習するときのコツ(発表ジャンル別)
絶対に本番で成功させるために その4イメージトレーニング
関連記事
ピアノを始めるときにやってもらいたいこと3つ
小さなお子様がピアノを始めるとき、何をしたらいいのかなと不安に思うことはありませんか。
ご両親のどちらかがピアノをやった経験があれば、なんとなく心...
4歳&大人の生徒さんのご入会ありがとうございます!
土曜日のレッスンに先日体験レッスンにいらした方がお二人ご入会されました。
ありがとうございます!これから一緒にピアノを楽しんでいきましょう! お一人は、4...
ひとりでピアノのレッスンに行くのは、何歳から?
ピアノ教室カノンの対面レッスンでは、保護者の方のお付き添いは必須にしておりませんが、生徒の皆さんをみていると、付き添いのパターンは3パターンあります...