オンラインピアノレッスンの時の注意点
2020年10月15日
オンラインピアノレッスンの注意点
オンラインレッスンをしていると、普段のレッスンの時には気づかないような問題に気づくことがあります。
これは対面レッスンだとなかなかこちらではわからないので、気づきにくいため、普段の練習の仕方がわかるオンラインレッスンならではだなと思います。
電子ピアノと椅子
オンラインレッスンで、電子ピアノを使っている場合、普段どのように座ってどのように音を出しているのかがピアノや音感教育に影響することがあります。
例えば、椅子の座り方。電子ピアノの場合、大抵は椅子がセットになっていますが、電子ピアノとキーボードの間の楽器を使っていると、専用の椅子がなかったり、専用のキーボード台や譜面台がない場合もありますよね。
そのため、たまに椅子の高さがあまりに低かったり、椅子を使っていなかったり、楽譜をきちんと立てられていなかったりするケースがみられます。
普段のダイニングテーブルにキーボードを置いてセットのチェアに座ると、キーボードの高さの分だけ高くなってしまうので、椅子が低くなりがちです。
もし心配な場合は、普段通りに座ってみて、椅子が低すぎないか、先生と確認してみてくださいね。
電子ピアノの設定
高度な電子ピアノの場合、いろいろな音が出ると思うのですが、基本的にピアノレッスンの時はピアノの音にしておきましょう。
グランドピアノの音、コンサートホールの響き、スタンウェイの音、ベーゼンドルファーの音など、いろいろな音の設定があると思いますが、ピアノの音になっていればまずはOKです。
そして、とても大切なのは、「ドの鍵盤を押すとドの音が出るようになっていること」。
当たり前と思うかもしれませんが、特にステージ用キーボードなどは、移調ができるボタンがついていることがあります。
移調、トランスポーズ、TRANSPOSEなど、ピアノによっていろいろな機能名になっているようです。これは、鍵盤はCメジャーで弾くけど、音はDメジャーで出る、のように、音の設定を上げ下げする機能です。カラオケで音を上げたり下げたりするのと似ていますね。
ピアノの場合は、ドの鍵盤の音が変わることはありません。ドは常にド。ピアノを弾いていると、通常は普通に練習しているだけで絶対音感か、絶対音感のような音感がつきます。
でも、この機能を使っていると、毎回ドの音が変わってしまうため、そのような音感が育たない恐れがあります。
それはそれで、意味がないわけではないのですが、家で弾く音と教室で弾く音が違うと本人はびっくりすると思いますので、このトランスポーズ機能は常に「0」、リセットの状態にしておきましょう。
わからない場合は、先生に確認してみるのがおすすめです。正しい場合は、ピアノとどの音が同じになっています。
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