発達障がいと診断されたけど、ピアノはできる?
2021年4月13日
自閉症スペクトラム(ASD)、ADHD、チック症、学習障害(LD)、ダウン症など
発達障がいについては、色々な症状がありますが、平均的に3歳児検診くらいから、色々な診断をされ始めます。
また、子ども全体で6.5%がそのような診断を受けるというデータもあります。
大人の方でも、性格なのかと思って診断を受けたらADHDだと診断された、などという大人になってからわかる、というケースもあるようです。
ピアノ教室カノンでは、個人レッスンにおいては生徒個人に合わせたレッスンを行っています。さまざまな発達障がいと診断されるようなことも、個人の性格の一部として捉えていますので、発達障がいと診断されたからと言って、レッスンをお断りすることはありません。逆に、音楽のジャンルではそのような「症状」とされることが本人の「強み」になることもあります。例えば、作曲家のモーツァルトもなんらかの発達障がいがあったのではないかという説もあります。ぜひ興味があるのなら楽しくピアノを初めてみて欲しいです。
保護者の方と連携できると、レッスンがより良いものに
発達障がいにかかわらず、子どもは本当に一人一人がそれぞれ個性があり、さまざまです。
3歳、4歳で大体このくらいできる、などの大まかな傾向があるにせよ、生まれた月や、家族の環境によっても、一人一人が本当に違いますし、上達の具合も本人の集中度も、色々な環境によりけり、本当にさまざまです。特に、発達障がいの診断をされている場合は、その個性が人より強い、ということだと思っています。もし、診断を受けている場合は、あらかじめご連絡いただけると、こちらでもそれがわかってレッスンを進めていけるので、体験レッスンお申し込み時にご相談いただけたらと思います。
発達障がいがあるにせよないにせよ、レッスンを進めていく上で、保護者の方とうまく連携できると、よりその子にあったレッスンをしていくことができます。
例えば普段の練習でどのくらい集中しているか、あまりできていないか、今の曲は好きそうかそうでないか、前回の宿題はわかりやすかったのかそうでないかなど、特にやり始めのお子様は、うまく連携できるとより良いレッスンを作っていけるかなと思っています。
その子にあったテキストを選んでいきましょう
テキストも、定番の曲集を練習していくスタイルの他に、一緒にピアノを楽しんでいくスタイル、体感音感を大切にしていくスタイルなど、色々な教則本があります。教室でも、定番で使っているものがありますが、その子に合わせて一緒に選んで行けたらいいなと思っています。
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