大人の初心者ピアノは、楽譜にドレミを書いてもいいのか?
2024年11月20日
大人の初心者ピアノの場合、楽譜にドレミを書いてもいい?
何度かブログにも書いているのですが、大人になってからピアノを始めた方に、なかなか楽譜を読むのが難しい、パッと読めないというご相談をたびたびいただきます。
楽譜が読めないという場合、楽譜にドレミの音名を書きたいという人もいますし、書いた方が練習しやすいのであれば、大人の方ならば書いてもいいですよということが多いです。
確かに、私もハ音記号の楽譜を読んでみてと言われると、数えれば読めるけどパッと読めないし、慣れてないことはしにくいだろうなと思います。
ただ、楽譜はやっぱり慣れなので、慣れてくると読めるようになるんですよね。
そもそも自分が楽譜を読めるようになりたいのかどうか、というのがポイントだと思います。
楽譜が読めるようになりたいのなら、ドレミを書かずに、五線譜の楽譜になれることが大切になってきます。
楽譜が読めなくても曲は弾けるようにはなる
でも楽譜が読めないとピアノが弾けないのかというと、そうでもないんです。
楽譜があまり読めなくても、今はドレミが書いてある楽譜もたくさんあります。
なので、とにかく曲を弾けることを重視するのなら、一旦楽譜を読めるようになることよりも、今取り掛かっている曲を練習するというのもありです。
その場合は、楽譜にドレミを書いてそれで弾いて覚えるほうが、簡単かもしれません。
特に、その曲を仕上げる期限がある場合は、その方が手っ取り早いと思います。
自分で、1人で、曲を弾ける力を身に付けたいかどうか
でもそうすると、レッスンで弾いた曲は弾けるけど、この曲弾いてみようと楽譜を手に取っても全然弾けない、ということになってしまうんですよね。
それでいいのかどうか?ということだと思います。
もし、自分でも楽譜から音楽を奏でられるようになりたいと思うのであれば、やはり少しずつでも楽譜を読むことにチャレンジしてみるといいと思います。
子供向けのワークブックや、音楽アプリなどを活用するのもいいと思いますよ。
キーボードのブラインドタッチや、車の運転のように、慣れれば簡単にできることなので、あまり「できない!」と強く思わず、気楽に取り組んでみてくださいね。
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