ピアノを習う前に、準備しておくとよいこと(お子さまの場合)

ピアノを習う前に、準備しておくとよいこと(お子さまの場合)

ピアノは、何歳から習うことができますか?

2歳ですが…3歳ですが…習うことができるでしょうか?

特に、最初の体験レッスンでそういうご相談が多いです。ただ、小さいお子様の成長度は早く、また生まれ月によっても大きく異なるので、何歳からできるかというよりも、「これができていれば、大丈夫」というポイントを書いてみます。

やりたいときが、始めどき

10年以上のピアノをやり始めるお子さまたちをみてきて思うのは、何歳から習うのが正しい、という答えはないということです。

3歳から始めて集中できる子もいれば、小学生くらいになってから興味を示す子もいます。

やろうと思ったときがやりどきなのです。

ただし、あまりに小さいときは、ぜひこれができているかをチェックしてみてくださいね。

言葉が話せる。コミュニケーションがとれる

これは、一番の基本です。

文字はまだ読めなくても大丈夫です。ただ、こちらが何をいっているのか、分かる状態であること。まずそれが大前提になります。難しいことが分かる必要はありませんが、

「ここに座ってね」

「もう一度やってみて?」

「練習してこられるかな?」

「今のところ、わかったかな?おうちでできそうかな?」

こんな会話ができれば、OKです。

右と左がわかる

どちらが右手かというよりも、右手と左手という「概念」がわかっていることが大事です。

どちらが右なのか、どちらが左なのかは、一緒に覚えていけばよいです。

これ、案外むずかしいみたいで、夢中になっていると小学生でもたまに混乱してしまう子もいます。もし、まだピアノを習っていなければ、右手と左手がすぐわかるようになっていると、習い始めてからもスムーズなので、是非教えてあげてくださいね。

指の区別がつく

この指がお父さん指、この指がお姉さん指。。。など、指の名前がわかると、運指を覚えるのが早いです。

親指、人差し指、中指、くすり指、小指、と教えるよりも、お父さんゆび、お母さんゆび。。と教える方がわかってくれやすいようです。

どちらでもよいので、指の名前を覚えておけるといいです。わかっていなかったら、一緒に学んでいけるので大丈夫ですよ。

グー、チョキ、パーができる

グー、チョキ、パーができると、指の運動にもなるので、ぜひやってみてください。

ドを探すときにチョキの形で探すのですが、小さいお子さまだとチョキが難しい子もいるみたいです。ぜひ、トライしてみてくださいね。

 

 

photo by Will Powell

関連記事

ピアノを始めるときにやってもらいたいこと3つ

ピアノを始めるときにやってもらいたいこと3つの画像

ピアノを始めるときにやってもらいたいこと3つ

ピアノを始めるときにやってもらいたいことって??
小さなお子様がピアノを始めるとき、何をしたらいいのかなと不安に思うことはありませんか。
ご両親のどちらかがピアノをやった経験があれば、なんとなく心...

4歳&大人の生徒さんのご入会ありがとうございます!

4歳&大人の生徒さんのご入会ありがとうございます!の画像

4歳&大人の生徒さんのご入会ありがとうございます!

土曜日のレッスンにご入会いただきました!
土曜日のレッスンに先日体験レッスンにいらした方がお二人ご入会されました。
ありがとうございます!これから一緒にピアノを楽しんでいきましょう! お一人は、4...

ひとりでピアノのレッスンに行くのは、何歳から?

ひとりでピアノのレッスンに行くのは、何歳から?の画像

ひとりでピアノのレッスンに行くのは、何歳から?

ピアノのレッスンにひとりで通うのは、何歳から?
ピアノ教室カノンの対面レッスンでは、保護者の方のお付き添いは必須にしておりませんが、生徒の皆さんをみていると、付き添いのパターンは3パターンあります...