簡単にコードを弾くために:日本と海外のピアノ教育:ペンタスケール
2018年4月15日

こんにちは!カノンの大出です。今日はちょっと、音楽の専門的な内容になります!でも、面白いんじゃないかな〜と思うので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね〜!
最近、海外のピアノ指導法を勉強しているのですが、ピアノはもともと海外から来た楽器で、もともとの言語も違います。そのせいなのか、日本と海外のピアノ教育は、少し傾向が異なるようです。
ピアノ指導法いろいろ
Contents
大雑把にいうと、ヨーロッパとアメリカでもまた違うようです。というか、その地域で使われている言語や、クラシックピアノとそれ以外のピアノ(ポップス、ジャズなど)で違うという方がいいのかもしれない。
とにかく、世界中でピアノ指導について、いろいろな勉強法・指導法のメソッドをいろいろな方が提唱していて、外からみると、今現在の日本のピアノ教育の常識は、ちょっと独自路線(そしてクラシックより)ということではないかなと思っています。
日本のピアノ教育
日本のピアノ教育の常識は、こんな感じじゃないでしょうか。
・使われている音の呼び方はドレミファソ(イタリア語)が主流
・音大にいくと、音名はC・D・E(ツェー、デー、エーなど)ドイツ語読みになる
・最初に真ん中のドから覚える
・固定ド
・バイエル(最近はそれ以外の練習譜も増えました)、ブルグミュラー、ツェル二ー、バッハ(インヴェンションとシンフォニア)、ソナチネ、ソナタ・・・というクラシックピアノが基本
・コード奏法は習わない(先生も弾けないことが多い)
・鍵盤指導法が確立されていない
・数字譜は使わない
ペンタスケール
海外のメソッドの中で、最近おもしろいな〜と思っているのが、ペンタスケールという、スケール(音階)。
おそらくポピュラー・ジャズピアノよりの指導法として、海外でよく使われている考え方です。
日本だと、ペンタトニックスケールについては有名で、ジャズやポピュラー・ミュージックでよく使われていますが、ペンタスケールという言葉はまだあまり聞かないです。
ペンタとは「5」という意味で、ペンタスケールとは5音の音階という意味です。
ペンタスケール(メジャーペンタスケール)は、例えばドから始まる場合、ド・レ・ミ・ファ・ソ。ファから始まる場合、ファ・ソ・ラ・♭シ・ド。要は、メジャースケール(長音階)の最初の5音です。
ペンタスケールのメリット
簡単!
ペンタスケールのメリットは、簡単だということ。
よく、ハノンが大事だよ、音階の練習が大事だよ〜といいますが、指をくぐるのが難しいということで初心者にはちょっと難易度が高く、たくさん練習が必要です。
でも、ペンタスケールなら指をくぐらず、5本指でそのまま弾けるので、簡単なんです。2歳からできます!
コード(コードネーム)の理解が早まる
しかも!ペンタスケールが弾けるようになると、コードの理解が早まります。
ペンタスケールの1,3,5番目の音を弾けば、メジャーコードになります。
メジャーがわかればマイナーもわかるし、派生していろいろなコードが弾けるようになります。
移調ができるようになる
ペンタスケールを全調で弾けるようになると、移調していろいろな調で弾くことに役立ちます。
移動ドと固定ド
ペンタスケールの説明が書いてあるアメリカのメソッドをいろいろみていると、いわゆる移動ドで説明しているものが多いですが、日本では固定ドが主流。
何調だったとしても、日本ではドはド。ニ長調(主音がレ)になってもレはレ、ドはドです。
もちろん、楽器によって、他の音がドになるものもあるけれど、ピアノの場合はキーが変わって音名を変えてしまうと、よりわかりにくくなってしまうと思うので、私は推奨しません。ファの音をドといわれても全然ピンと来ないですしね。
数字譜で覚えたら、複雑なコードを弾くときに、役に立つ
ピアノを弾いていると、移動ドはのちのち弊害が多いと思うので、移動ドではなく固定ド、ジャズレッスンなどでコードの理解に使うときは数字譜読みにすることもあります。
数字譜だと、例えば主音がレのレ・ミ・#ファ・ソ・ラ・・の場合、レが1になります。主音がドの場合は、ドが1。
こうやって数字譜に慣れていくと、主音がレのときに5音はラ、主音がファのときに5音はド・・・というように、各キーの第何音がどの音なのかがぱっとわかるようになります。
これが、複雑なコードを弾くときに、どのテンションを入れるかというときなど、とっても役立つんです。
私は一番最初にジャズを始めたときに、これがなかなかできなくて苦労したんですよね。
子供の時から、これに慣れていたら、スムーズにジャズに移行できたかもしれません。
ペンタスケール、面白そうだなと思ったらぜひトライしてみてくださいね。
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