手が小さいという悩み
2018年9月21日
こんにちは、ピアノ教室カノンです。
今日はピアノを弾く人なら一度は気にしたことがあるのでは、と思う手の悩みについてです。
手が小さくて弾きたいと音が届かない、、よくあることだと思います。
もちろん手が大きければ大きいほどオクターブより広い範囲の音をより簡単に弾くことができます。
ですが、トレーニングして手を広げることによってかなりの部分をカバーすることができます。
手の大きい、小さいよりも手がかたいか、柔らかいかが重要なのです。
手が小さいから弾くことができる曲が少ないと思っていくつかの曲をあきらめてしまっている人もいるかもしれませんが、それは手が小さいから弾けないのではなく、手が十分に広がっていないからであることが多いようです。
一流のピアニストの人でも手が小さい人がいます。
たとえば、有名なピアニストである中村紘子さんはオクターブまでしか届きませんが、素晴らしい演奏をしています^_^
私も手が大きい方ではありませんが親指と人差し指はほぼ180度開きます♪
手を柔らかくして広げることができるトレーニングを行っていきましょう。
手を柔らかくするトレーニング
関節のまわりをマッサージ
指と指の間の水かきの部分あたりをもみほぐしましょう。指の第3関節と第3関節の骨のない部分をもみほぐすことによって、かなり手の広がり方が変わってきます。この時、ほぐす力が強くなりすぎないように注意しましょう。
親指と人差し指を広げるストレッチ
ひたすら親指と人差し指を広げ(無理のないように)伸ばしていきます。
初めはなかなか開かないと思いますが毎日続けることにより、少しずつ広がるようになっていきますのでお風呂などで時間があるときにやってみて下さい。
(このトレーニングは入浴のときなど体があったまって、血行が良くなっているときにやると効果的です。)
鍵盤を使ったトレーニング
まずは親指をドの鍵盤に置き、小指が届くところまで指をひ らき、音を出していきましょう。
これを同様に、人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指、の間でも行い、すべての関節を柔らかくしていきましょう。
この時手首が上がってしまわないように注意しましょう。
これらのトレーニングで気を付けなければいけないことは、手を広げようと意識するばかりに手に力が入って手を痛めてしまうことがあり得るので、ゆっくりと焦らずトレーニングをしていきましょう。
すぐに広がるわけでもないですし、お子様だと弾いている曲でオクターブが届かない、ということがよくあります。
その場合は音を省略するという方法があります。
気を付けないといけない点がが2つあり、
☆メロディを構成している音を省略しないこと。
☆ベース音を省略しないことです。
レッスンの中で一緒に考えていきますので、届かない時は遠慮なく相談してくださいね♪
もちろん手を広げるストレッチも時間がある時にやってみてください( ^ω^ )
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