ピアノレッスンの進め方(レッスン内容編)
2019年4月18日
ピアノのレッスンは、どうやってすすめていくのか
ピアノレッスンが30分、45分、60分などという時間の中で、一体どのようにすすめられていくのでしょうか。
これは、個人レッスンなのか、グループレッスンなのかによってもちがってきます。
グループレッスンの場合は、45分や60分のところがおおいのではないでしょうか。
個人レッスンでもいろいろですが、ピアノ教室カノンでは初心者の方には30分のレッスンを基本にすすめています。
そのきめられた時間の中で、その方に最適なレッスンができるようにすすめていきます。
ピアノレッスンでどういう曲を弾いていくか
その方によって違ってきますが、ベースとしてよくあるのは、まず、宿題として指の筋力をつけるようなテクニック系のものと、感情表現をしていくことが必要な曲と、2種類をやっていることが多いです。
やりたい曲しか弾く時間がない!という方には、テクニック系の曲はなしで、そのかわりその曲をやりながら筋力を鍛えられるような練習の仕方のアドバイスをしていることもあります。
最初に弾いて頂いて、そこからどうしたらもっと弾きやすくなるかを一緒に考えていきます。
積極的にピアノレッスンを受ける姿勢でいると、伸びるのが早い
わたしはいつもレッスンでは、「やりにくかったり、わからなかったりしたことはありますか?」と聞くようにしています。
そうすると、具体的に弾きにくいと感じていたところを集中的に弾くことができるので、効率のよいレッスンをすすめていけますし、
いつもそうやって聴いていると、「今度レッスンのときにここを聞こう」というふうに考えてきてくださる方も多いです。
そうやって積極的な姿勢でレッスンを受けていただけると、伸びるのも早いですし、レッスンを「上手に使っていただける」のではないかと思います。
これはお子様でも同じで、自分がどこがわからないのかを自分で気づけるようになってきます。
「できていないことに気づく」というのは、とても難しいことです。
でも、それができるようになってくると、レッスンに来なくても上達できるようになるし、自分が自分の先生になれるようになってきます。
なので、みんなが受け身ではなく、積極的にレッスンを受ける姿勢になってもらえるような言葉かけを工夫しています。
楽典やソルフェージュは、教材を使いながらレッスン
特に30分のレッスンだと、あっという間なので、楽典やソルフェージュは教材を使い、宿題を出して、それをチェックする形ですすめることがおおいです。
例えばこんなワークブックをつかうことがあります。
こちらは、とても簡単で単純なドレミを覚えていくワークで、楽譜をみながらドレミを書き込んだり、音符の名前を覚えていくものです。
とっても単純なのですが、こういうものも慣れなので、少しずつ使っていくことで、楽譜を読むのがとても早くなる子が多いです。
大人の方でも、地道にやってみると、早く読めるようになると思いますよ^^
2からはヘ音記号も出てくるので、少しずつ難易度があがっていきます。
楽譜が苦手な方は、是非チャレンジしてみてくださいね。
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