リトミックって習う意味はあるの?
2018年1月28日
リトミックに興味のある方はいらっしゃいますか?
リトミックにどんな効果があるのか、リトミックの分かりにくい部分や、お母様の悩み、お子様の成長に合わせたリトミックの姿を、細かく分けてお話していきますね!!
リトミックって習う意味はあるの?
リトミックは(前回のリトミックのお話でもお話しました)とても長い歴史のある音楽教育法の一つです。
では実際にその体験をしてみると大人の感覚では、「何これは??」と思う事や、「こんな事をして何になるの?」という感じだと思います。^^;
他に、絵画の世界や、ダンスの世界でもその事はいえると思います。
子供向けの絵本でも、ストーリーのないお話や訳のわからない絵だけが書いてあり、「どこがおもしろいの??」というのに、子供はすごく楽しそうに笑っていたりして、何度も読んで(みて)いることもよくあります。
それだけ、子供たちのもっている感性は、理屈(特に大人の持っているもの)ではいえないものがたくさんあります。
その中で、子供たちに音という一番解りやすく身近なものに触れる事で、リズム感だったり感情だったりをひきだしていくのがリトミックです。
リトミック講師は何をする?
私達リトミック講師は子供たちの感性を自然に体にひきだしてくれる言葉かけや、手法、音楽の選択、演奏法などをたくさん学んできました。
ただ音に合わせて動いたり、リズムをたたいているだけではないんですね。
音に触れて遊ぶことからはじまって、もっと年齢があがっていくと、音感教育の専門的なところまでも入っていきます。
楽器を演奏する事になれば、やはり持っている感性が個々に違い同じ曲でも全然違う曲になってきます。
音楽を聴いたり、絵や文学を見たりした感想が違うのも、個々の感性ですよね!
このように人間はいろんなことで人それぞれ感じるポイントが異なってきます。
感性を育てるとは?
感性が高い方は、芸術家や音楽家になるというイメージがあるかもしれませんが、感性は人間であれば、誰でもあります。
感性には「人の気持ちを感じる力」、「芸術性」、「流行を感じる力」、「インスピレーション」などがありますね。
では、感性を磨くには、一体、どうすれば良いのでしょうか?
それは、色々な音楽を聴いたり、物や風景を見たり、食べ物を食べたり、様々な経験の中で心と体が感じ取った事で育ちます。
見たり聴いたり味わったりした思いをただ素通りしてしまうのではなく、出来るだけ感じて表現する、感じたことを表現することで心と体を統一させていく、感性を磨くにはとても大切な事です。
特にまっさらな子供達の心には必要な経験です。
嬉しいな。楽しいな。幸せだな。悲しいな。寂しいな。綺麗だな…など、感じて欲しい感情は子供達の周りにたくさんあります。
子供達に感じて欲しい今、慣れ親しみやすい音楽で表現し、感性を磨く事が出来る習い事がリトミックなんですね。
成長が見えにくい!?
しかしひとつだけデメリットが。
それは何かというと・・・・
成長がなかなか目に見えないことです。
ピアノを習ったら、何番まで丸をもらったとか、新しい本になったなど成長の度合いがわかります。
スイミングやお習字でも級が上がったり、上達具合が目に見えてわかりますよね。
リトミックの場合、身体能力の発達は目に見えてわかるし出来ることも増えてくるのでよくわかります。
が一方で心の成長部分も大きく、なかなか見えにくく計りにくいものなので、どれだけ成長しているのかがわかりにくいのが難点です。
その点だけが他の習い事と大きく違います。
しかし、丸をもらったり級をあげるこただけが習い事と言う訳ではありません。
もちろんリトミックは音楽教育法ですので後の音楽活動にはかなり有利です。そして感性や創造力、表現力豊かな人格形成を育むのがリトミックです。
まさに全人教育の習い事なんです!
リトミック特別体験レッスン(各回5組限定)
参加費:1000円/1人
場所:ピアノ教室カノン(根津駅徒歩6分、日暮里駅南口徒歩10分)
2018/2/23 (金) 10:00-10:45(0〜1歳) 11:00-11:45(2〜5歳)
2018/3/3(土)13:00-13:45(0〜1歳)もうすぐ満員14:00-14:45(2〜5歳)
これから、リトミックについての記事をアップしていきますので、どうぞお楽しみに!
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