リトミックでのエピソード・1
2018年2月22日
リトミックをやるとどんなことがあるのか?
リトミック教室での出来事、子供達との関わりの中でのエピソードを紹介していきたいと思います。
リトミックでのエピソード
リトミックでの子供達の反応は様々で、それはとても面白いんです。
音を聞いて何かを想像し模倣遊びを表現するリトミックでは子供達の目線で感じた事、素直な思いが表現に入っていることが非常に多いです。
ですから、それはこちらの想いを超えている感覚であったり、新しい表現の発想を膨らませてもらえるものだったりします。
ゾウさんの真似っこ
あるレッスンで、動物園に遊びに行き(リトミックレッスンの模倣遊びの設定)動物の真似っこをしました。
ゾウさんの真似っこをすること1つでも、そこにはダイナミクスを取り入れ赤ちゃんゾウ、お父さんゾウ、お母さんゾウなど様々の表現遊びをすることができます。
それは演奏の強弱、音の高低、リズムパターンなどで子供達に問いかけます。
するとそれぞれが思い思いのゾウさんを演じてくれます。
あるときのレッスンで、「今日のお父さんゾウはお休みの日だから、みんなとお出かけしてウキウキしてるの!」と言って、ドシン、ドシンというお父さんゾウの表現に加えて、明るい表情で、手を長い鼻に見立てて左右に振ったり上に持ち上げたりして、ご機嫌な表現をした子がいました。
私の『今』した演奏がそんな雰囲気のお父さんゾウさんだったのでしょうね!
表現はどこまでも広がりを見せ、1つの世界観を持てるのだな、と感激しました。
相対音感を育てる
リトミックでは相対音感を聞き取る課題があります。長調短調の聞き分けなど様々な場面で出てきます。
同じ表現活動中にその調の長調と短調を織り交ぜて演奏するだけで、子供達の表現は大きく違ってきます。
長調は元気いっぱい、嬉しい感じの表現になることが多いですね。
短調はその逆で悲しい寂しい、切ない感じの表現をしています。
瞬時に聞き分け、その音を感じたように体の運動機能を使って表現するのです。
それに加え前述したように私のその時の演奏の感じまでも加味し想像の世界を広げていく、これって人間のすごい能力ですよね。いつもこの『感性』に驚かされます。
感性を育てる
お教室にお通いいただいているお母様から「流れていた音楽を聴き、嬉しく楽しい気分になってきたとか悲しい気持ちになった・・・と言ったり。よく聴いているですよ!」とよくお話をいただきます。
音楽の表情を読み取っているんですね!音をしっかり聴いてくれているのだなと嬉しく思い、子供達の気持ちの中にはたくさんの感情があることに驚かされます。
例えば絵本を読んでもらい、登場人物の気持ちを自分のことのように感じたり、小さい赤ちゃんを見て可愛いと思ったり、自分がして欲しいことをしてもらうと嬉しい感謝の気持ちが湧き出で、その逆では悲しく嫌な気分になったりします。私は、これらの感情の引き出しを、経験によりたくさん作り出している幼児期にとって『音楽』はまさに色をつけているように思うんです。
リトミックを通して磨かれたこの感性は、これからの人生を鮮やかにしてくれることでしょうね!
リトミック特別体験レッスン(各回5組限定)
参加費:1000円/1人
場所:ピアノ教室カノン(根津駅徒歩6分、日暮里駅南口徒歩10分)
2018/2/23 (金)
10:00-10:45(0〜1歳)
11:00-11:45(2〜3歳)
2018/3/3(土)
もうすぐ満員13:00-13:45(0〜1歳)
もうすぐ満員14:00-14:45(2〜5歳)
お申込み・お問い合わせはこちらからどうぞ!
(ソルフェージュ体験レッスンも企画していますので、ご興味のある方はその旨ご連絡ください。日程が決まり次第ご案内させていただきます)
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